文章を書くのが苦手。
書きたい文章があるけど、どうやって書けばいいかわからない。
こんな経験あるのではないでしょうか。
僕もブログを書き始めてから同様の悩みを持ち続けています。
そんな悩みを払拭してくれる書籍を紹介いたします。
「新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング」
この書籍はコミックナタリー初代編集長を務めた「唐木 元」さんが執筆いたしました。
そもそもナタリーって何と思われる方もいるでしょうか。
僕も同じくその一派です。笑
なので簡単ではありますが、調べてみました。
株式会社ナターシャが運営するニュースサイトである、ナタリー。
月3,000本以上の記事を配信し、月間PV数も3,000万以上を超える閲覧数を誇っています。
分野は音楽やマンガ、お笑い、映画、物販の5部門からなり、コミックナタリーの初代編集長を務めたのが、筆者となります。
元々は、唐木ゼミと呼ばれるナタリー社内向けの教育ノウハウを一般向けにアレンジし出版された書籍となります。
得られる考え方・知見
文章を書く上での基本的な構造を把握することができる
冒頭でも述べた通り、文章の書き方がわからない人や文章を書くのが苦手な人に向けて、文章のノウハウが詰め込まれています。
主語や述語、修飾語などの位置関係や接続詞の使い方も含め丁寧で分かりやすい内容となっております。
いきなり文章を書き始めてはいけない
まずは構造シートをつくりましょうと、この書籍では述べられています。
構造シートとは、記事にしたい内容の主眼(テーマ)と骨子(要素・順番・軽重)をまとめたシートのことです。
記事の大枠を作る重要な作業となり、このシートを作ったうえで記事を書くよう筆者は伝えております。
完読してもらえる文章を目指すようになる
この書籍では目標を設定しており、良い文章とは何だろうかと問いかけております。
答えは「完読される文章が良い文章」と設定されています。
読者に対して、完読されることこそが喜びになりますよね。
目標は高く、読者ファーストとなり完読される文章を目指すような心持ちになります。
読書後の行動の変化
書くことに対する抵抗がなくなる
上述したように構造シートを作成することで概ねの内容が詰め込まれております。
あとは文章を整えるだけで記事の完成となります。
本著では作文をプラモデル化しておくことで、あとはパーツを組み立てるだけという表現をしており、とても分かりやすい表現だと感じました。
よって一から記事を作るという心理的ストレスがなくなり、書くことによる抵抗がなくなると感じます。
自分が分からない単語や文章を使わない
記事や文章を書く上で大事なことは確かなことを相手に届けることだと思います。
自分が知らない単語や文章を、記事に載せていたらどう思うでしょうか。
信用をなくし、結局は読まれなくなり自分に跳ね返ってきます。
分からないことがあったら調べるクセをつけて、書くならある程度は理解をしたうえで記事に載せることを心がけたいです。
心に残ったこと
文章がうまくなっていくのと並行して、その人の仕事ぶりそのものがメキメキと伸びていくのです。
引用元:新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング
構造シートをつくることは、どの仕事にも通じており結果として仕事の能力もあがるのかと読んでいて思いました。
まずは、自分なりに主眼と骨子で何を伝えたいかを明確に整理できるよう日々努力していきたいです。
ナタリーはファンのそんな気持ちに寄り添うメディアでありたいと考え、ゴシップを取り扱わないことを宣言しています。
引用元:新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング
ゴシップ記事を扱えばアクセス数が増えることを分かっておりながら、信念をもって貫こうとするナタリー格好いいです。
一生ついていきます。
まとめ
思いや考えていることを文章として、形にすることは難しいと感じる人もいれば簡単だと感じる人もいます。
基本的な文章の構造の書き方は、この書籍から学べますしタイトルにもあるとおり苦手を得意に変える1冊になるのではないでしょうか。
書籍を含めナタリーというサイトにも興味が出始めた僕です。
余談ですが、映画「モテキ」の舞台となったのはナタリー編集部だそうです。
これまたビックリです。笑
調べるといろんなことが分かってきますね。
今回の書籍が気になった方は下記にリンクを張っていますので、是非どうぞ。