「眼鏡日和」~めがねと共に~

日常の出来事や、自分の趣味・気になることを発信できたらと思います。

人生を変えるキッカケなんて些細な出来事。映画「キャラクター」を観て感じたこと。

人生なんて些細なキッカケで変わる。

有名な俳優に偶然街中で出会って、自分も目指そうと思ったり。

アイドルのオーディションを軽い気持ちで受けて、トップアイドルになったり。

プロ選手の試合を観て、自分もプロを目指すようになったり。

殺人現場をうっかり観てしまったことがキッカケで売れっ子漫画家になったり。

どこでも人を変えるキッカケというのは、あるものです。

それが良い方向でも。悪い方向となっても。

今の現代社会に問題提起を起こしてくれそうな映画「キャラクター」を観て感じたことを綴ります。

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ストーリー

才能はあるけど、売れない漫画家の山城圭吾と、狂気的な殺人鬼、ダガー(両角)と出会うことで運命は大きく動き始めます。

漫画のリアルを求めるために、夜中に家の模写をしていた山城。

その家で山城は一家殺人現場に遭遇し、そして殺人鬼ダガーの顔もみてしまった。

偶然ではあるが、リアルな悪を初めてみた山城。

自分のみた現場を漫画に起こし大ヒット作品を生み出した。

漫画が売れるに売れていったある日。

漫画内で起きている描写が実際の事件でも起きるようになった。

ダガーが山城の作品をみて、模倣し殺人を犯すようになったのです。

漫画家、殺人鬼の共同作品が最後はどのような結末を迎えるのか。。。

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映画を観た感想

あまり、こういうダークな作品を観ない僕にとっては中々に衝撃的な作品でした。

そして、山城を演じる菅田将暉ダガーを演じるFukaseの怪演が見事でした。

本当にFukaseの演技はビビるほどに、サイコパスがあって怖いです。笑

この映画で言えば、「殺人現場に遭遇」したということがキッカケで人生が大きく変わった山城圭吾。

その漫画を模倣して殺人を行うダガー

芸術作品からインスピレーションを受けて模倣(コピー)を行うことは、よくあることだと思います。

今回の映画で言えば、元々狂気的な殺人気質のダガーが、山城の作品をみて尊敬・リスペクトし模倣するようになったという構図ですが、どこにでも起こり得る日常の一片に光を浴びた作品なのかなと感じました。

例えばミステリーを書く小説家が好きで、ファンが模倣するようになることだってありえます。

そうなると、もう芸術とは、作品とは。といった難しい話に発展しますよね。

ダーク的な要素がある作品は全て規制しなさい。となる可能性だってあるわけです。

個人の発言の自由とは、尊厳とは。

どこまで規制し、どこまでを規制しないか。。。

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それと最近ではFPSゲームや暴力シーンが多く入っているゲームが流行っています。

良く議論になるのが、銃撃シーンや暴力なシーンが多いため否定的な人は、FPSゲームをやっていると性格も荒くなり犯罪を起こしやすくなるのではという人達もいます。

ゲームはゲームと割り切れる人。ゲームと現実が混同する人。

個人の問題といえば、たった一言で終わりますが、どのような個人(キャラクター)になるかは環境や周りに影響されたり、些細なことで形成されるのかもしれませんね。

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まとめ

ハラハラして観ていた自分がいて楽しく映画を観ることができました。

ただ、グロいシーンも多く苦手な人は苦手だと感じます。

(という僕もグロいのは苦手です。)

Fukase演じるダガーサイコパス感があって、やばかったです。

(語彙力のなさ)

人生を変えるキッカケなんて、どこにでもあり些細な出来事で変わることだってあります。

現実世界と趣味(小説・ファンタジー・ゲーム等)の世界とを、しっかり切り分けて物事を考える必要があるということを改めて感じました。

個人のキャラクターは、とても大事で尊重されるべきものだと思います。

ただ捉え方によっては、良い方向にも悪い方向にもなるので自分の頭で考えて行動しようという自己分析となりました。笑

是非映画が気になる方は劇場に足を運んでください!!

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