時間を制するものが、人生を制す
1日が24時間じゃ足りない。
「ドラえもん~なんとかしてよー」と
のび太くんの声が聞こえてきます。
そんなのび太くんにあなたもなっていませんか。
僕はなっています。えぇメガネをかけたのび太くんに。
誰もが思う1日24時間は足りない説。
誰しもが神から与えられた平等で不変の事実。
24時間しかないなら、作業を効率化し時間を生み出せばいいのです。
そんな書籍「神・時間術」に出会いましたので、綴ります。(吟じます的な)
著者 樺沢紫苑さんについて
著者は樺沢紫苑さん。
精神科医と作家の顔を持つ方です。
この本を読んで改めて凄さを実感しました。
・年3冊の本を出版
・メルマガ、YouTube、Facebook、ブログを毎日更新
・月20冊以上の読書
・週4,5回のジム通い
・週2本の映画鑑賞
・年30日以上の海外旅行
上記をこなしつつ、毎日7時間以上寝ているという。
嘘か真のようなお話。
同じ人間として、このボリュームの作業をしているとしたら、凄くないですか?
僕なんて毎日ブログも更新できず、重い腰を上げてやっとPCに向かっている始末・・・
本当に尊敬します。というかこんな生活が人間として出来るのかと思ってしまうぐらいです。
時間の使い方・集中力の上げ方を知っているからこそ、このような生活ができるのでしょう。
それでは、どのように時間を生み出しているか?
書籍「神・時間術」必見です。
脳のパフォーマンスを最大限に引出す方法
①脳のゴールデンタイムをフル活用する
脳のゴールデンタイムとは?
人間の脳は起床後の2~3時間が最もパフォーマンス高い時間です。
著者はこの時間帯をゴールデンタイムと読んでいます。
その理由として、起床後なので脳が疲れていない。
睡眠によって、脳内が整理されている状態。
1日のまっさらな状態だからこそ、作業が捗るゴールデンタイムとなりうると。
このゴールデンタイムで向いている作業としては以下が挙げられます。
・論理的な思考を伴う作業
・ブログなどの文章執筆作業
・語学学習 など
著者はゴールデンタイムの作業時間は、夜の作業時間の4倍に相当すると考えております。
②一度リセットし、集中力を高める
人間誰しも集中力は長続きはしません。
著者は「15/45/90」分の法則より人間の集中力は15分単位であると考えています。
一度集中したら休息をとればいいのです。
例えば昼休みの仮眠でもいいです。
寝すぎても駄目なので20~30分が望ましく、寝る前にコーヒーを飲むと更に良いそうです。
1日の疲れをリセットする方法としては「睡眠」が大事です。
そして集中力を高める上でも睡眠はきっても切り離せない関係にあります。
著者も毎日7時間以上睡眠時間を確保しているように、最低でも6時間以上は睡眠時間を確保するようにしましょう。
当日の疲労は当日にとり、翌日にはリセットして100%の状態で望みましょう。
「睡眠を削ることは命を削ること」と言われるほど睡眠は大事なのです。
③運動を行い脳をスッキリさせる
運動をした後って妙にスッキリして清々しい気持ちになりますよね。
ちゃんと理由があったのです。
有酸素運動をしたとします。
運動を行うと、脳由来神経栄養因子(BDNF)という脳を育てる物質が分泌されて、かつ意欲を高めるドーパミンも分泌されます。
運動を行うことで、集中力はもちろんのこと記憶力・思考力・作業遂行能力を向上させるのです。
効果はそれだけではないのです。
運動後は第2のゴールデンタイムであり、作業効率を上げてくれます。
運動の最適な時間は、60~90分を目安としており、運動を行いすぎるとかえって集中力を下げる結果となります。
2時間以上の運動のやりすぎには注意しましょう。
運動が良い理由として、学術的に説明しており
・海馬の神経を増やし、長期記憶を強化する
・脳を育てる
・運動直後に学習機能がアップする
・頭がよくなる
・作業記憶が良くなる
・やる気が高まる
といったことが書籍には語られております。
まとめ
世の中には、こんなにも活動的な方がいて同じ人間(ホモサピエンス)とは到底思えませんでした。
時間の使い方・集中力のあげ方はとても参考になり、自分の糧となります。
僕と同じで、多忙な社会人である人。
作業を効率化したい人。
集中力をあげたい人。
1日が24時間では足りない人にとって、とてもタメになる書籍だと思います。
時間が足りないなら時間を生み出せばいいのです。
この逆の発想には感服です。
あなたも人の4倍以上の仕事効率を図り、2倍自由時間を生み出して遊びましょう!!
参考に下記に載せておきます。